北海道の住宅メーカーが迎える厳しい冬


 土屋ホームは7日、2007年10月期の通期業績予想(連結)を修正した。売上高は前回発表から9億2700万円減の316億7300万円で、経常損益は 8億4800万円の黒字から2億2200万円の赤字、純損益は4億2500万円の黒字から2億4600万円の赤字にそれぞれ変更した。


 改正建築基準法の影響などで、顧客の住宅取得意欲が全体的に低迷していることに加え、原油価格の高止まりによる資材の高騰などで、工事原価率が上昇。人件費も増加したため。 これに伴い、川本謙社長をはじめ、役員8人の月額役員報酬額を減額することを決めた。土屋公三会長、川本社長の両代表取締役は30%減とする。期間は12月から来年5月までの6カ月間。


(2007年12月10日 11時47分 北海道建設新聞社)



最近、早川工務店準自己破産の報告をしました。
同じ社会状況 (改正建築基準法など) の影響からか
頑張っていた、道内住宅メーカーの土屋ホームも厳しい冬を迎えそうです。


建築畑のわたしにとって
土屋ホームは個人的に頑張ってもらいたい北海道企業の一つです。
正直なところ
土屋ホームがこの社会状況の波に、ここまで翻弄されるとは ・・・
夢にも思っていませんでした。


その証拠に
ほんの数ヶ月前の四半期決算では
8億4800万円の黒字だったんです。
(その時点で、グループ会社の土屋ツーバイホームも黒字でした)


本当に真面目に取り組んで
住宅やマンションをエンドユーザーに提供している
建築会社やメーカーは、他にもたくさんあるはずです。


会社や社員の努力に関係なく、外的要因で業績赤字に転落してしまう


何か、割り切れない!




個人の収入と消費が伸び悩む現状で
今、物価は確実に上昇気運。
その成り行きから
大きな買い物を手控える消費者心理。


そんな中、公務員のボーナスが支給されました。
一般職(行政職)の平均支給額は約69万6300円(平均年齢34・9歳)


仕事の成果や業績に関係なく、大金を貰える人たちがいる?


ほんとに割り切れない気持ち!! です。


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