　空き室対策①　―　ネット情報やノウハウ本は役に立つ？ - 札幌の家主さん応援します―賃貸経営羅針盤

このコラムを書くようになって最近、いわゆる　「賃貸もの」　のホームページやブログを見るようになりました。実は恥ずかしながら、いままでこの手のものは、見たことがありませんでした。

空室対策とか賃貸経営コンサルのワードで検索すると　・・・　出ました！
いますねー、先生と呼ばれる人たち。
酷いのになると、電話相談で何分いくらとか、出張相談1回で何万円など　・・・

　
さて、仮に全国的に有名な先生の　「ハウツー本」　を購入したり　「セミナー」　に出席したとします。家主さんの物件は、満室になりますか？

答えは　「ノー」　です。

なぜなら、それらの話は、総論的で　（言っている内容は、間違っていませんよ）　その中から、どの部分をチョイスするかは家主さんの判断に、どうしても委ねなければならないからです。

さらに、次のステップとして　「役に立つノウハウ？」　を、現場　（物件エリア）　に落とし込む作業が待ち受けています。

- 個別の家主さんの物件諸事情　　
- 物件地域のマーケティング
- エリア仲介業者との交渉戦術
- 管理会社とのすり合わせ
- リメイクするのであれば、その計画全般

等々　・・・　どうでしょう？
失礼ですが、やはり難しいと思います。
セミナーやノウハウ本を、あえて評価させていただくとしたら　

「家主さんが現在の賃貸市場を知り、自身の経営に対して反問する意識をもてる」

と、いう点でしょうか。すみません、わかりにくい表現なりました　（笑）
簡単に言うと　「気付き」　ですね。

家主さん自身が、啓蒙活動をしながら努力を重ねている姿を、私は常に見ていました。
またその中で得た知識を、家主さんから教えていただくことも多々ありました。
そこで今回は、そんな家主さんに対し、次回のコラムに書く予定にしている

　「家主さんの前に立ちふさがる厚い壁」　

の存在を、どうしても知っていただきたく、苦言を呈す形になりました。
これに懲りず、また私のブログをよろしくお願いいたします。

明日に続く　・・・

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〈石狩浜にて　カワサキKLX250R〉