札幌の大手賃貸仲介企業の特徴について


札幌市にお店を構える賃貸仲介企業の中で、家主の皆様が良くご存知な社名といえば
      

などでしょうか。


これらの企業において、空き室の物件情報を共有しているケースもありますが、募集戸数は35,000〜40,000戸とあまり差がありません。それだけに各社は、差別化の意味も含め、特徴のある戦略を打ち立てています。
(入居者のみならず、家主さんに対しても) 



  • 各社の特徴  ※確認事項 → あくまで私の所感です (笑) 

常口アトム

この会社の特徴は、「多店舗展開」 です。気が付いている方もいらっしゃると思いますが、市内地下鉄駅の近隣に、場合によっては3店舗ほど出店しています。


多店舗展開の理由の一つには、仲介物件数 「地域NO.1」 を目指す目的があると思います。この戦略は、入居予定者にとって、安心感に繋がるのかも知れません。そして 「地域NO.1」 になれば、依頼している家主さんにとっても、メリットがあるはずです。


最近では、ススキノの北海道振興ビルの壁面に巨大な広告媒体を出しました。 また、テレビCMでもタレント (山本梓) をイメージキャラクターに起用し、更なる 「知名度 = 安心感のアップ」 をアピールしています。



アパマンショップ

この会社は、フランチャイズの形態を取っているのですが、私には 「地域の仲介に強い」 というイメージがあります。店舗の無い区もありますが、フランチャイズという性格上、顧客 (入居者・家主)に対して 「きめの細かいサービスを提供できる」 というメリットを感じさせます。


その訳は、札幌市の各区に分けて、賃貸仲介案内ホームページを製作していることからもうかがえます。
参考  
札幌中央区ドットコム http://www.sapporochuoku.com/
追記 : イメージキャラクターの 「上戸彩」 さん、個人的に大好きです (笑)



エイブル

言わずと知れた、全国仲介NO.1の企業です。もともと長年の実績でブランド力があります。また、特徴の一つとして 「家主さんに対しての、サポートが充実している」 といえる企業でもあります。


これは、私が知り合いの家主さんから聞いた話ですが、会員になるとセミナーの開催や定期機関紙などで、情報を発信してくれるなどの特典があるそうです。賃貸経営についての、取り組みも見せているという点では 「他社より、先行しているのでは」 と感じています。



ビック

なんといっても有名なのが、インターネット物件検索の 「けんさくん」 ですね。


3Dの室内バーチャル画像 (しかもウォークスルー)は、感動ものです。さらに特筆すべきは、登録棟数が約46,000棟に対し、空き室情報が約37,000件 !  入居率が高いといえるのでは?


この点は、家主さんにも心強いと思います。
その理由の一つに、現在のモバイル事情もあると考えています。若者の携帯電話依存は、物件検索にも及んでいるようです。 「けんさくん」 は、携帯からでも使いやすいというのが実感です。


  • 家主さんへ

大手さんは、大手さんならではの利点があります。それは、地場の仲介店や管理会社に比べ、当たり前のことですが店舗数、営業社員数、情報供給数が圧倒的に多いという点です。確立論から見ても、これらを利用しない手はないですね。


この利点と、今回書きました各社の特徴を踏まえて、賃貸経営・募集業務に生かしていただければ、幸いと考えています。

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