アパート家賃滞納、退去の当日に、殺人?
産経新聞によると
4日午後7時10分ごろ、埼玉県草加市草加の路上で、近くに住む無職、小川昭三郎さん(78)が歩いて帰宅途中、突然、男に刃物で右胸などを刺された。小川さんは自宅に逃げ帰り、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
その後のニュースでこの犯人は、自宅アパートの家賃の滞納が原因で退去をした当日に、上記の犯行をおこしたようです。
「殺人願望があり、誰でもよかった」
と語り、常日頃、刃物を持ち歩いていたとのこと。
このアパート退去が、犯行のきっかけになったかは不明です。
しかし、最近はキレやすい人が増えてきているのは間違いないようです。
(殺人は極端ですが)
●「キレる」 入居者
賃貸管理の場面においても、同じことが言えると思います。
トラブル例をざっと挙げても↓
-
- ペット禁止なのに犬を飼っている女性
- しかも、その犬がエレベーターで何度もシッコする
- 空き駐車場スペースに車両放置する若者
- 共用廊下スペースにタイヤや粗大ごみを置く老人
これらの入居者はいずれも、是正されないために強めの注意を促すと、開き直り 「キレた」 とのこと。
いったい、どういうことなんでしょうかね ?
上記の例を見ても、性別 ・ 年齢を問わず 「キレる」 みたいですし ・・・
いずれのケースにおいても明らかなことは ↓
-
- 他人 (他の入居者) のことは関係ない
- その問題行為に対し、是正する気がない
- 自分を注意する人に、嫌悪感をもつ
- 最低限のマナー (義務) が、わかってない
と、いうところでしょうか。
このことから、まず言えることは
「羞恥心の欠如」 です。
昔から言われている
“社会の常識から外れる行為は、恥ずかしいこと”
↓
“社会の非常識は、自分の常識”
に、すり替わっちゃっている訳です。
また、世の中において 「常識」 そのものの存在が薄れている気もします。
そして、2つ目は
「耐える心の欠如」 です。
コップから水があふれた瞬間に、感情があらわになるとすれば、昔の人が持っていた入れ物はコップではなく、バケツぐらいあったのかもしれませんね。
そうでなければ、ストレスという 「重い石」 が最初からバケツに入っちゃってるのでしょうか?
私はこれからの賃貸管理について、そういう面 (常識が通用しない入居者がいる現実) を、十分に配慮する必要あると考えています。
そして、これからの入居者トラブルにおいては、その多くを 「契約書と法的処理」 に頼らざるを得ない状況になることでしょう。
本当に残念です。
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