賃貸経営トラブルを法的に解決する勇気


正直なところ、二日分 (4日と5日) のコラムを書きました (汗)


さて、気を取り直して。
今回のお話は、先回の賃貸トラブルつながりです。その際、お世話になる可能性の高い職業の人は 「弁護士」 ですよね。


お知り合いのいる場合は別として、家主さんの中には
弁護士は敷居が高い
と、お感じではないでしょうか?


いえいえ、決して敷居は高くないんです。


ただ、家主さんが相談するにあたり迷うところは
        

    1. 抱えている問題が法的トラブルかどうかの判断
    2. 相談及び訴訟にあたり、報酬費用がいくらかかるか
    3. 相談弁護士の専門分野 (得意分野)の見極め


と、いう点だと思います。


1と2については、相談してからでも全然かまいません。しかし、問題は3です。せっかく相談するなら、その事案のスペシャリストに頼みたいのが、依頼者の心情です。 

【不動産関連の取扱事件例】

    • 不動産登記
    • 債権回収・整理
    • 商事 (法人)
    • 相続・遺言
    • 借地・借家問題
    • 外国人
    • 一般民事事件 (不法行為
    • 刑事事件


私が、お付き合いをしている弁護士さんに聞くと、もちろん資格をお持ちなので上記事件について、そつなく対応できると言ってました。

しかし、確かに 「その道のスペシャリスト」 は存在するそうです。


依頼 (受任) への流れ
札幌弁護士会に電話する (相談概略を説明 + 紹介を受ける)
        ↓
紹介先の弁護士事務所に電話する (アポイントを取る)
        ↓
初回相談で方向性を決める (相談料30分で5000円程度)
        ↓
事件に相当し、受任してもらうなら再度電話する
        ↓
2回目訪問で訴訟等の進め方、報酬を確認する


これが、ベストではないかと思います。
受任してもらう場合、総合法律事務所形態 (弁護士さんが複数在籍) のところのほうがいいかもしれません。スペシャリストがバランスよく在籍しているケースが多いです。


札幌弁護士会
〒060−0001 札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会
TEL 011−281−2428
FAX 011−281−4823
URL http://www.satsuben.or.jp/  法律相談センター


手をこまねいて悩んでいると泥沼に陥り、弁護士に依頼しても抜き差しなら無い状況になる可能性があります。
電話一本する勇気を持ってください。それだけで、ずいぶん楽になりますよ。



余談ですが ・・・

不動産会社勤務時代、逆に弁護士さんから相談を受けたことがあります。
(内容は、自己所有マンションの空き室対策と外壁工事でした)


驚いたことに、弁護士家主さん? が一番恐れていることは、空き室ではなくて
なんと! 「賃貸トラブル」 だそうです。


その理由 ↓

「だって自分で自分を弁護できないでしょう。仲間に頼むのも嫌だし」

だそうです。


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