家主さんの 「心」 で満室になった話 ?

今回はグッと方向転換して、賃貸経営に即役立つ ・・・ はず? の内容にしました。 但し、100%信用しないでくださいね (笑)



自分の物件を大切にする心は、入居者に伝わります

わたしは毎日毎日、現場調査で家主さんたちの物件を見てきました。そのほとんどが入居募集中の物件でしたから、私と同じ視点で 「入居者の方たちも、これらの物件室内を見ていた」 と想像できます。


その中で 「まずいなー」 と率直に感じたことを書きます。 (これらを是正したら、あっさり部屋が埋まったケースも ・・・)


せっかく内装済みなのに ↓

  • 排水の臭いが強烈 ⇒ 定期的に排水トラップに注水してください
  • 床に小さな羽虫がごっそり ⇒ 夏場は異常発生するので、こまめに掃除する
  • なぜか畳だけがボロイ ⇒ 「焼け」 が気になるので、決まったら取り替える?
  • 押入れに除湿器が ・・・ ⇒ 備え付け? 問題解決になってないです   


まだまだ、あります (笑)  もし、これらの状態を、案内されたお客様が見ていたら ・・・   決まるわけないですよね。 (仲介担当者は、いちいち事前に見ません)


そこで質問です!
家主さんは、自分の物件をどう捉えていますか?」
私は、2種類の見方があると思います。

    1. 投資のツール、お金を生む不動産
    2. 自分の分身、ライフワークに欠かせないもの


1.の感覚の家主さんは、前述の 「まずい状況の物件」 を所有しているケースが多いような気がします。 


物件を 「投資の道具」 と捉えている感覚 ―― それは 「掃除機や冷蔵と同じ扱い」 ということでしょう。なぜなら 「掃除機や冷蔵庫」 に、わざわざワックスをかけて磨かないですから ・・・
残念ながら、そんな感覚の家主さんは、まだまだ多いのが現実です。



例えば2.のように、自物件を捉えている家主さんは 「自分の物件を愛するが故に」 面白い発想をします。 以下、やり取り。


家主さん 「どうせ内装工事するのなら、床 (CF) も含めて白ベースでまとめてみたら       どうでしょう?」

わたし  「いいですね、明るく広く見えますし。ついでに、巾木も白にしちゃいましょう」


また、別の家主さんは ・・・
家主さん 「ひょっとして、アパートの名前がダサいのも、空室と関係ありますか?」

わたし  「うーん 『コーポ●● (苗字) 』 ですもんね。生協じゃないんだし ・・・         それなら 『ゲストハウス●● (地名) 』 とでもしますか。 ここは下宿         だから、いいかも」



ケース①・②とも、1ヶ月以内に空室は埋まりました。まあ 「これをやったから決まった」 とは言いませんが、少なくともこれらの発想は物件を 「投資の道具」 と捉えている家主さんには出来ません。



最後に
わたしのブログを見に来てくれる家主さんは 「自分の物件を愛している」 と思います。

その 「心」 は、必ず入居者の方に伝わるはずです。

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